上棟の検査です -西鎌倉の現場

東京目黒の工務店、江中建設です。
さて、今日は西鎌倉の現場で上棟後の検査がありました。
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棟が上がった後は、現在の工法の場合、所定の構造用金物をきちんと据え付けられているか確認・検査します。
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構造用合板は、上記の写真のようにJASマークの入った
例えば、上記の写真はホールダウン金物と言い、コンクリートの基礎と柱を緊結する役割を持っています。上の建物が引っこ抜かれないようにするためのものとお考えいただけるといいのかも知れません。縦の力に対抗する物ですね。
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上記の写真は、筋交いプレートと言って、横から押される力に突っ張って抵抗し家をねじれから守る筋交いを柱と緊結する事で、より強固にする金物です。横の力に対抗する物ですね。
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上記の写真は羽子板ボルトと呼ばれる金物です。名前の由来は見ての通り形状が羽子板のようだからです。こちらの金物は地震や台風の時に梁が外れて脱落することを防ぐ役割を担っています。
このような形で他にもいろいろある金物がしっかりと取り付いているか、歪みはないかなどをチェックするのです。
せっかくご紹介を始めたので、他にもさせていただきますと、
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上記の写真は1階の床です。スタイロフォームを敷く事で基礎の土間に対する断熱効果を高め、お部屋の中の熱効率を高めます。また、ここにはグランドピアノを設置する予定なので、床の構造用合板を通常の12mmのものではなく倍の厚さの24mmのものを使用しています。当然、重みに耐えるための措置です。
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この写真は他のお部屋の物ですが、4本金物が立っているのがわかるでしょうか?これを鋼製束と言いますが、このように鋼製束を立てる事で床の根太がたわんだり湾曲したりしないようにしています。
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そして構造用合板は上記の写真のようにJASマークの入っている合法材を使用しなくてはいけません。また合板にプリントされている文字で「F☆☆☆☆」とありますが、これは「フォースター」と読み、ホルムアルデヒド等級の最上位規格を示す物です。こうやってシックハウス対策も行います。
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上記の写真で基礎と土台の木材の間に黒い材料が見えるかと思いますが、これは基礎パッキンロングです。詳しい説明は前述の言葉をクリックしていただければとは思いますが、簡単にご説明すると、建物全周での通気を取り土台の腐れを防ぐと共に、建物内部に鼠が入り込まないようにする役割も果たしてくれる材料です。
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最近は上記の写真のように多くの荷重を受け持つ梁に構造用の集成材を使用する事が多くなりました。強度のばらつきが少ない、乾燥による変形・割れ等の狂いが生じにくいなどの理由からです。こちらもJASマークのシールが貼ってある材料を使用しています。
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土台と柱の基準の高さまでは、シロアリ対策として防蟻材を塗ります。今回は自然素材系のナチュレ防虫塗料を使用します。
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上記の写真の「祝新築」と書いてある紙を巻いている柱は、化粧柱と言い、その木材そのものが仕上げとなっている材料です。柱が汚れないよう保護するため、紙を巻いています。
などなど、いろいろ現場では気を遣う事が多々あります。心地よく快適な住まいを作るためには、まずは基本的な構造等がしっかりしていないといけません。作り手である我々はこのような基本的な部分に対して気を抜くことなくしっかりと作っていく事が、まずは大事だと思います。一つ一つの家つくりに対して誠実に取り組むことをこれからも心がけていきたいと思います。
なお、この段階での現場で一番好きな場所は、自分の場合は屋根の上です。こちらの家も屋根の上から眺める景色はとても素晴らしいものでした。
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では、今後とも宜しくお願い致します。


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