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目黒のお家のオープンハウスが開催されました。

ブログ 2015年03月15日

東京目黒の工務店、江中建設です。

昨日になりますが、目黒区で建設中のお家が無事竣工を迎え、お施主様のご厚意のおかげで、オープンハウスを執り行わせていただきました。こちらのお家の建築家は充総合計画一級建築士事務所の杉浦先生(http://www.jyuarchitect.com/index.html)です。なお今回のお家はこちらのページ(http://www.jyuarchitect.com/work/60.html)でもご紹介されておりますので、併せてご覧頂ければ幸いです。

通常はオープンハウスの時の光景をご紹介するのですが、今回現場に伺ったのが終了時刻付近だったので、いつもとは趣向を変え、画面上にてのオープンハウスを執り行わせていただきます。

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まずご覧いただきたいのが、外壁のガルバリウム鋼板貼り。構成面折れ重なりぶりがとてもきれいに出来上がりました。その結果、外壁の色が見る角度、見る時間によって色々変わったように見えます。ある時はシルバーに、あるときはガンメタリックにといった具合です。板金屋さんも良い仕事をしてくれました。

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このお家はコートハウス(建物や塀で囲まれた中庭的空間を持つ家)となっており、その結果室内に多くの光を運んできてくれます。先ほどご紹介した外壁のガルバニウムと床のFRPグレーチングが素敵な雰囲気を作り出してくれています。

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中庭的バルコニーに面した室内から見た写真で、光がいかに取り込まれているかわかると思います。
また、和室スペースには小上がりが付いていて、ここに腰を掛けて団らんを取ることが出来、またその段差を利用して収納にもなっています。奥に見える木製の螺旋階段の明るさも印象的です。

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キッチンの脇にはワークスペースがあり、ここで色々な事が出来、且つ家族とも隔絶されない空間となっています。

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ワークスペースからダイニングキッチンを見るとこんな風なアングルになります。

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お風呂場はハーフユニットバスで浴槽まではユニット化されていますが、壁以降は在来の作り方となっていて、板張りの壁となっています。木の香りが感じられるお風呂場となっております。

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先ほどもご紹介した木製の螺旋階段です。段板と柱・壁の接合部を見ると何も無く自然に接合されているのがわかるかと思います。ここではビス等の使用を最小限に抑え(通常はビス止めをした後木栓をして隠します)なるべく仕口で納めてくれました。大工さんの腕前に感謝です。

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右手上部に見えるのがオーバースライダーと呼ばれる、車庫のシャッターです。このシャッターが閉じた状態が最初の外観の写真の状態です。引き締まった、雰囲気ある車庫等になりました。

これで全部では無いのですが、限られた部分のことを書いても色々な職人さんたちが頑張ってくれて作ってくれたからこそ、このお家が出来上がったんだと改めて感じます。そして、このような素晴らしい空間構成になっているのも、設計、そして監理をしていただいている充総合計画の杉浦先生始め設計サイドのスタッフの皆様のおかげです。そう言えば、上棟式の時、杉浦先生が即座に梯子を上り上階からの風景を確認されていたことを思い出しました。何も無い段階から空間を見通して設計される方のご苦労もまた大きなものでしょう。

そして何よりもこういったお家を作りたいとお施主様がご決断いただいたからこそ、このお仕事に弊社含めみんなが携われることが出来たので、当たり前ですが、お施主様に心より御礼申し上げます。

このお家で暮らすお施主様のこれからの生活が、安心して住まい、幸溢れる日々となることを心より祈念申し上げます。