社屋を建て替えることに致しました

東京目黒の工務店、江中建設です。

さて、更新情報にも記載させて頂きましたが、この度弊社社屋のビルを建て替えることとなり、去る4月26日より仮事務所にての営業となりました。

この建替、今から8年前に耐震診断を受けたことから始まります。

弊社の社屋のある8階建てのビルは、目黒通りに面したところにあります。この目黒通りは「特定緊急輸送道路」と言い、地震直後から発生する緊急輸送を円滑に行うため、高速自動車国道、一般国道及びこれらを連絡する幹線道路と知事が指定する防災拠点を相互に連絡する道路となっております。

こういった大地震の際の緊急輸送にとって大切な道路に沿道の建物が倒壊してしまうと、緊急輸送が出来なくなるため、地方自治体は沿道の建物の耐震診断と、建物の耐震化を促すようになりました。

こちらのビルはSRC造なのですが、昭和47年竣工なので、念のため耐震診断を受けることにしました。その結果出てきた言葉が、

この建物には「地震の震動及び衝撃に対して転倒し又は、崩壊する危険性がある。」や「危険性が高い。」階が存在する。」

でした。建築を生業としている会社のビルが、万が一大きな地震に遭遇したときに転倒、倒壊の怖れがあって、そのことによって震災後の対応にも多大なる影響を与える可能性があるということは、我々にとって大きな衝撃です。

そこから耐震化に向けた計画の検討が始まりました。但し、こちらのビルを建築した時代とは現在地の地域地区の規制が変わっており、約50年前には8階建てのビルを建てることの出来た土地が、今は6階建てしか建たないという状況もあったので、色々と煩悶もいたしました。途中では耐震改修にて急場を凌ぐことも考えましたが、しかしながら、弊社の社会的責任を果たすためにも、大地震が起きてから悔いるのではなく、先行して対策を打つため、建て替えることを決断した次第です。

昨日の引越の際、弊社のルーツにもなる八雲氷川神社より宮司様にお越し頂き、解体工事-新築工事の無事をご祈祷いただきました。

その後場所を移動し、神棚を仮事務所にお移ししていただきました。

今までの歴史を支えてくれてきた建物に感謝すると共に、これから建つ建物が地域の皆様、社会の皆様に少しでも貢献出来るようなものとなるよう、取り組んで参りたいと思います。


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