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若手大工、大いに語る!? ~第1回~

若手大工放談 2014年03月24日

江中建設の次代を担う若手大工達に集まってもらいました。同じ社の人間ですが、それぞれの現場が職場になるため、滅多に話す機会がありません。今回は、交流会を兼ねて集まり、大いに語ってもらうことにしました。

出席者
山住(ヤマズミ)君
吉本(ヨシモト)君
立岩(タテイワ)君
神喰(カンジキ)君

進行
江中専務
江中部長



山住君
07年入社
2×4住宅担当
ものつくり大学卒
藤田大工に師事

吉本君
09年入社
2×4住宅担当
ものつくり大学卒
岡川大工に師事

神喰君
09年見習い
在来住宅担当
大工育成塾1年生
田宮大工に師事

立岩君
09年入社
在来住宅担当
大工育成塾卒
田宮大工に師事


一人前の大工を目指して日々研鑽の皆さんですが、師匠となる親方は、それぞれ教え方や個性が違うと思います。皆さんの親方はどんな方ですか?
 
吉本 うちの親方は厳しい方だと思います。段取りを重視して作業しないとかなり怒られます。弟子を育てる上で多くの経験をしてきたせいか積極的に教えてくれるというより、「これやっといて」って感じで出来映えがだめならやり直しとそこで初めて教わるといった感じです。この間ちょっと親方と衝突したんですが、「やれるもんならやってみろ」て云われたのでこっちも「じゃあやってやる」って感じになって実際出来たんです。で、親方はそれを見て「な、出来るだろ」って笑ってるんです。なんか手のひらで躍らされている感じですね。
 
山住 うちの親方も相当厳しいです。

そんな感じがしていたけど、親方と会話はあるの?
 
山住 ないです….ね。(冗談なのか本気なのか一同?)掃除に関してはかなりうるさいです。いつも小まめにやれと云われています。作業に関してもスピードがある親方なので、無駄な動きをしていると怒られます。朝も7時からと早く、親方より早く来て段取りを付けて待つようにしています。
 
吉本 うちも朝は7時からですけど、親方が家まで送り迎えをしてくれるので、仕事を始めるのが一緒のタイミングです。(一同、全然厳しく無いじゃんとつっこみ。)

立岩君と神喰君は同じ親方だけど、どう?先の二人の親方よりかなり大先輩の親方だから、あまり怒ったりしない?
 
立岩 うちの親方は、どちらかというと褒めて伸ばす感じですね。ただ、教えてくれる時「これはこうだろあーだろ」と、ぼやっとしていると全部やってくれてしまうので、そこのところが注意が必要ですね。
 
神喰 そうそう。全て見て憶えろっていう感じでは無いですけど、先輩が云った様にやってみろといった仕事もぼけっとしているとやられてしまって、自分の仕事が取られてしまうんです。見習いとしては、自分でやりたい所ですので気をつけています。あと、うちは朝も皆さんのようにそこまで早くはないですし、17時には終了するので、その点は楽なんでしょうかね。

このあと話題は木造在来と2×4の作業の違いに移りますが、細部の話となっていったので省略させていただきます….。

大工はやり甲斐とかは別にして、正直儲かる仕事だと思う?
 
一同 今はぜんぜん儲かりません。(声をそろえて)
 
山住 今はあれですけど、親方はレクサスに乗ってますし、一人前になればそれなりに稼げるようになるのでしょうね。

年功序列待遇ではないので年収が上がり続ける訳ではないけど、早い時期に一般サラリーマンより稼げるはずだよ
 
立岩 親方になれば儲かるようになると思いますので、今はそれが大きな目標です。
 
吉本 稼ぐためには、段取り上手になって早く仕事を終えて、家を建てる数を多くこなす必要がありますね。そのために、まだまだ修行が必要ですね。

それでは最後に今後の抱負を聞かせてください。
 
山住 うちの親方というか、江中建設全般の親方は仕事がすごく速く綺麗です。自分もそのような、速く作業が出来る一人前の大工になりたいですね。この春には、自分が任される範囲がもっと広くなるような話もありますしね。
 
立岩 早く一人で図面を見て作業が出来るようになりたいですね。結婚するまでには、一人立ちできるようになっておきたいです。在来は作業の引き出しの多さがものを言いますので、あまり人と交流するのは得意ではないのですが、今後は積極的に他の親方の所にも顔を出して色々と吸収したいと考えています。
 
吉本 とにかくまずは親方の右腕になりたいです。また、自分より下の子にも教えられるようにしっかり作業を習得したいと思います。まだまだ教えられるのが少ないもので..。今までのお弟子さんと比較されることがまだあるので、そこは早く乗り越えて行きたいですね。結構プレッシャーなんで(笑)
 
神喰 僕はまだまだ見習いですので、親方からも云われていますが早く現場に慣れることですね。わからないことだらけですが、わからないことがわからないという事だけにはならないようにしたいです。まだまだ考えが甘いので(その年齢で修行に入ってくる時点で甘くは無いよと山住君よりフォロー入る)、自分を良く知った上で、あせらず全体を見渡せる様になりたいです。親方も立岩先輩を教えた経験からか、先輩より早い段階で丸ノコやボード貼りをやらせてくれるので嬉しい面もあります。親方もいい歳なので早く色々なことを教えてもらい、一人前になって恩返しがしたいです。


本日は皆さんのお話が聞けて楽しかったです。江中建設の今後は、皆さんにかかっていますので今後も宜しくお願いいたします。若い力に期待しています。

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