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府中市の建物の上棟式が無事執り行われました

ブログ 2018年01月25日

東京目黒の工務店、江中建設です。

さて、一昨日になりますが、府中市のお家の上棟式が無事執り行われました。こちらの建物の建築家は充総合計画の杉浦先生(http://www.jyuarchitect.com/index.html)です。

この日は東京全般に雪が積もった日でした。上棟式は正午より始まったのですが、始まった当初は幾分雪が降っていたとは言え、まだ全く積もっていない状況でした。

そんな中、先週に棟上げの作業は終わっていたのですが、楽しみを取っておくために敢えてお施主様は現場を見ていなかったこともあり、現場に着くとすぐに仮設足場の階段を上り、2階に向かわれました。

まだ仮柱を立てていますが、この2階は一つの空間となっており、柱が外壁側以外はありません。基礎もそうだったのですが、こちらの建物は構造設計でも工夫が凝らされており、お施主様の使い勝手に合わせた空間作りを志向されています。それゆえ、上記の写真でも見えるかと思いますが、杉浦先生が構造についてご説明されている時、お施主様も興味深そうに聞き入っていらっしゃいました。

2階見学が終わると、通常の式の流れとなりました。

この頃になると段々と雪が積もり始めてきましたが、滞りなく建物の四方清めも行いました。

直会(なおらい:御神酒を飲んだりお食事をする事)では、お施主様に美味しいお弁当と共に、カセットコンロ持参で温かい豚汁を振る舞っていただきました。辺りも冷え込んできていただけに、みんな大変喜んでいました。お施主様のお気遣いが大変ありがたかったです。

直会の前には、弊社工事担当者より、職人さんを紹介させていただきました。お施主様、杉浦先生からも色々と職人さんに話しかけていただき、楽しい雰囲気の上棟式となりました。

直会の時、お施主様が生まれた日もちょうど雪だったとのお話を伺いました。なので、建物の誕生を祝う上棟式の日もまた雪というのはとても嬉しいとのこと。不思議なご縁の繋がりを感じた次第です。

楽しいひとときが過ぎ、現場の外に出てみると、すでに現場の周りは銀世界。神秘的な感じすらしました。

実は、先週末に天気予報で当日の雪の可能性を知った現場監督と職人さんが、早々に雨仕舞い、養生を施してくれたお陰で、上棟式も雪が建物内に舞い込んでくること無く、無事に執り行えました。ありがとうございました。

この建物がお施主様にとって素晴らしい建物となるよう、これからの作業に心を込めて取り組んで参ります。今後ともよろしくお願いします。